朗誦 その2

高鍋の中学で聞いていた

正姿黙想の朗誦には


背筋を正し

顎をひいて

掌を腹に

地軸を貫き

天心を透る

という言葉が並びます。


これは、背筋をのばし

丹田を意識するという

カンタンなようでいて

なかなか身につかない

姿勢です。


そこで思い出したのが

元総理大臣の中曽根氏が

かつて座禅について

語った言葉です。


『深呼吸をする。そして

お尻の下にある深さ

1000メートルの井戸から

気をグーッと吸い上げる

意識を持つ。背骨を通して

頭の上まで吸い上げたら

今度はそれをまたグーッと

プッシュバックする』


そんな井戸って!!と

当時は思っていましたが

これは、まさに正姿黙想の

イメージそのものです。


何年もたって、やっと

二つの言葉のリンクが

張られたようです。


あるボイストレーナーが

中曽根氏の声について

「いわゆる腹から声が出て

共鳴がなされ

声帯が強く、丹田が意識

されている」

と語っていました。


確かに、彼の声は張りが

あってよく通るいわゆる

説得力のある声でした。


姿勢を正して

横隔膜をしっかり意識して

呼吸をすることで

腹部の筋肉強化となり

ひいては背中の起立筋が

整えられて、腰痛の

予防にもつながります。


伝わる声と正しい姿勢

心がけたいです。


まな はり灸院は

「宮崎のあなた💛」と

ともに

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