春風と天使
今はもういない中島らも
という作家のエッセイの
中に「その日の天使」と
いう文章がありました。
一人の人間の一日には、
必ず一人の「その日の天
使」がついていて、日に
よってその容姿は様々に
変わって現れる。
それは意外な人からの電
話やメールであったり、
一枚の絵だったり、道端
に咲く花であったりと。
ちょっとエネルギーが落
ちている時には、気づく
ことが多いんだと書いて
あったような。
確かに絶好調でイケイケ
の波に乗っている時には
そういう目配りはしない
かもしれませんね。
でもたいていの場合は、
後になって「あ~。あれ
がそうだったんだ」と思
う事が多いような。
きのうは、立春の陽気に
誘われて玄関を出ると、
後ろから誰かに声をかけ
られたようで振り向くと
先月会った近所の赤ちゃ
んが「あ~」と言いなが
ら手を振っていました。
春だな~。天使だな~。
七十二候では「東風解凍
(はるかぜこおりをとく)
」となりました。
まな はり灸院は
「宮崎のあなた💛」と
ともに。
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