もっての菊
9月9日。重陽の節句。
菊の節句でもあります。
菊は薬草としての薬効
も多くありますが食用
としても使われます。
お刺身のツマの小菊で
はなく、菊そのものを
食べる食用菊が山形県
で盛んに生産されてい
ます。
その中に「延命楽」と
いう品種があり、別名は
「もってのほか」といい
ます。
天皇家の御紋の菊を食用
にする「無礼」の意味と
、もう一つには予想を上
回る「美味しさ」の意味
があるのだとか。
お酢を加えて茹で紅紫色
のおひたしにすると触感
はシャキシャキとして
高貴な香りが漂うという
のですから、一度は食べ
てみたいものです。
菊そのものの生産量は、
九州では福岡・沖縄・
鹿児島・長崎が全国でも
上位を占めているのに比
べ、宮崎は全国の真ん中
ほどです。
どうやら、菊の需要低下
の影響を受けラナンキュ
ラスなどの栽培に転向し
ているようです。
愛でて食して癒してもら
うまでには、生産者さん
たちのご苦労があること
を心して考える重陽の日
とします。
まな はり灸院は
「宮崎のあなた💛」と
ともに。
0コメント