創られた漢字
全国的に30度越えの
真夏日が続出している
ようですが、宮崎市は
海風が入って来るので
25~26度をキープして
います。
これが、夕方を過ぎる
頃になるとピタッと風
が止み「凪」状態に。
この「凪」という字は
まさに意味そのものを
表しています。
こういう中国以外の国
で作られた独自の漢字
を国字というそうです。
国字の中に「膵」の
字があります。すい臓
の「すい」です。
すい臓は18世紀後半に
杉田玄白が著した日本
最初の解剖学書の中で
その存在は確かに胃の
後ろにあることまでは
確認したものの、日本
語での表記にまでは至
らずにいました。
「膵」の字が作られた
のは宇田川玄真が書い
た「医範堤綱」という
本の中で1805年のこと
でした。
身体に関するにくづき
「月」と集まり・塊を
意味する「萃」を
組み合わせた「膵」の
出来上がりです。
ちなみにこの宇田川と
いう蘭方医は、甲状腺
などの「腺」という字
も創ったそうです。
リンパ腺・汗腺・涙腺
など体内で液状の分泌
物が出ることを意味し
ています。
現在では中国でもこの
漢字を分泌器官の意味
で使っているのだそう
です。逆輸入ですね。
まな はり灸院は
「宮崎のあなた💛」と
ともに。
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