にほん語🗾
明治時代に日本政府がドイツの
医学をお手本にしようと決定し
た時から、医学用語はドイツ語
由来のものがほとんどになった
ことはよく知られています。
カルテ・ギプス・メスなどは
今でも他に言い換えができない
ほどに浸透しています。
それでも、日本では医学教育を
母語の日本語で続けようとした
ので、日本語への訳語も増えま
した。
英語のジーン
ドイツ語のゲーン
フランス語のジェヌ
これらはすべて「遺伝子」です。
日本語最強ですね。
では、これはどうでしょう。
「濾過性病原体」
なにやら、ばい菌の種類のよう
です。
19世紀~20世紀にかけて
感染症が細菌(病原性微生物)
によって起きることが発見され
実験の時には、その細菌よりも
小さい穴をあけたろ過器を使っ
ていました。
しかし、そのろ過器をすり抜け
てしまう病原体が現れました。
それが今でいう「ウイルス」
です。
日本語の意味するところは理解
できますが、この訳語は浸透し
なかったようです(>_<)
言葉は生き物です。母語はその
意味するところがイメージしや
すいという特徴があります。
カタカナ語があふれるここ最近
のニュースには、そろそろ飽き
飽きしてきました。
まな はり灸院は
「宮崎のあなた💛」と
ともに。
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